警察情報を漏洩(ろうえい)したとして逮捕された本田尚志(ほんだ たかし)容疑者の階級に注目が集まっています。
本田尚志の階級はノンキャリアではトップだった
警視正になれるノンキャリアはごく少数
2024年3月に定年退職を迎えた本田容疑者ですが、退職前の階級は「警視正」でした。
地方公務員として採用される「ノンキャリア」の警察官が警視正にまで昇進できることは極めて少なく、最速でも50歳代での昇進となるとの事です。
一方、国家公務員として採用され、ノンキャリアより高い階級からスタートするキャリア組は、採用から15年程で「警視正」となり、更に上の階級に上がるチャンスが用意されています。
本田尚志の評価や評判は?
元埼玉県警刑事が証言「優秀な方だと分かる」
元埼玉県警刑事の佐々木成三氏によると
「ちろん目的・理念は一緒だが、ノンキャリの方(本田容疑者)は長い間、鹿児島県の治安維持に力を注いでいた方。キャリア(野川本部長)というのは国家公務員なので在任期間は2年、3年くらい。次のステップがある方」
「(本田容疑者は)生活安全部長というのはノンキャリでもかなりトップ。優秀な方だったんだな、というのは分かります」
と語りました。
野川本部長の直下に8人いる警視正の一人だった
ANN News
鹿児島県警のトップである野川本部長の直下には8人の警視正がおり、そのうちの一人が生活安全部長である本田容疑者でした。
自分の担当部署があるなかでも、本田容疑者は鹿児島県警の幹部として、かなり近くで野川本部長の人となりや仕事ぶりを見ていたと考えられます。
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