4人で決勝進出を決めたパリ五輪の体操女子。
映像では、それぞれ選手のの演技が終るたびに母親のような優しい笑顔で健闘を称える豊島リサコーチが映りこみ、注目を集めています。
今回は豊島リサコーチについて調査しました。
豊島(菅原)リサコーチのプロフィール
豊島リサコーチは2児の子育てと両立して、戸田スポーツクラブで体操の指導に力を注いでいます。
日本代表チームの岸里奈選手も、戸田スポーツクラブの所属です。
Instagramより
豊島(菅原)リサコーチは元オリンピック選手
両親も体操選手
豊島リサコーチの父親、菅原寛さんは1974年テヘランアジア大会の体操男子団体銀メダリスト。
母の長谷川たか子さんは1972年全日本選手権で優勝。さらにミュンヘンオリンピック代表という体操一家に生まれた豊島リサコーチ。
小さい頃の遊び場が体操場という環境で、レベルの高い体操が身近にある環境だったんですね。
現在は職場となっている戸田スポーツセンターで、小学校1年生の頃から体操を本格的に始めました。
現役時代も可愛かった
Youtubeより
1993年、地元の埼玉県立戸田高等学校に進学。高校在学中の1994年、NHK杯で初タイトルを獲得しました。
1996年に日本体育大学に進学。その年から1998年までNHK杯3連覇を記録しています。
また全日本選手権では、4連覇を含む5回の優勝を果たしています。まさに時代をけん引する選手だったんですね。
可愛らしいルックスと美しい演技で、男女問わずファンが多かったようです。
アトランタ五輪に出場
Youtubeより
豊島リサコーチは、大学進学の1996年にアトランタオリンピックに日本代表として出場しました。
パリ五輪で戦う現役選手たちの気持ちは誰より分かるだけに、応援にも感情がこもっているのかも知れませんね!
その他にも多くの国際大会で表彰台に上がりました。
- 1994年アジア大会広島大会で団体総合銀メダル、種目別ゆかで銅メダル
- 1998年バンコク大会で種目別ゆかで銅メダル
- 1997年ユニバーシアードではシチリアで、種目別ゆかと平均台で金メダル
ケガが原因で引退、コーチの道へ
豊島リサコーチは大学在学中のケガがもとになり、成績が低迷。
1999年に現役を引退しました。
その後はオーストラリアにコーチ留学をして指導者の経験を積み、現在は地元の戸田スポーツセンターで体操の指導にあたっています。
これからも素敵な笑顔と温かい愛情で、沢山の選手を育ててほしいですね!
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